家庭教師のLUCKの学習アドバイザーが伝授– つまずきがちな2学期を乗り越える勉強法 –

つまずきがちな2学期を乗り越える勉強法

定期テストに文化祭に運動会、新人戦に修学旅行・・・
部活も行事も勉強も1年で一番忙しくて楽しい2学期がスタート!

長かった夏休みも終わり、2学期が始まって1ヶ月ほど経ちますね。そろそろ学校生活に合わせた生活リズムに慣れてきましたか?本来なら、遊びに勉強に部活と充実した夏休みを終えて、休み明けの教室にはやる気がみなぎっているというのが理想ですよね!しかし実際のところはその逆で、以下のような姿がよく見られるようです。

  • 落ち着いて勉強に取り組めない
  • 勉強へのやる気が低下している
  • 記述式の問いや数学の証明問題など考える力が必要な問題ができなくなる

集中力を欠いていたり、気持ち的にだらけてしまうお子さんの様子には少なからず夏休みの生活が影響しているように思います。

勉強へのやる気が低下している

やる気の低下は生活の乱れが原因?

夏休み中はついつい夜更かしをして朝は起きられないことが多くなりがちですが、そうした生活が続くと生活リズムが崩れてしまいますよね。
長い夏休みで乱れてしまった生活リズムを、2学期が始まって急に元に戻そうとしても体が対応できす、朝も起きられなくて登校も遅刻ギリギリ…日中も何をするにもだるくてやる気になれないといった状態になってしまうのです。

どうしたら解消できるの?

  • 起床・就寝時間を決めてそれに合わせた生活をする
    • 夏休み中はついつい夜更かしをして朝は起きられないことが多くなりがちですが、そうした生活が続くと生活リズムが崩れてしまいますよね。長い夏休みで乱れてしまった生活リズムを、2学期が始まって急に元に戻そうとしても体が対応できす、朝も起きられなくて登校も遅刻ギリギリ…日中も何をするにもだるくてやる気になれないといった状態になってしまうのです。
  • 今までの学習計画を見直して2学期の計画を立てる
    • 夏休み前に考えたように勉強が進まなかったとしても、落ち込むことも諦めることもありません。どうしてうまくいかなかったのかという反省はすべきですが、できなかったことをくよくよ考えるより、「これから何ができるか」の方が大切です。なので「計画通りにできる人の方が少ないはず」と割り切ってもう一度、2学期の計画を立て直しましょう。

2学期のスタートがうまくいかなかったお子さんは、まずこの2点を実行してみましょう!

だらけも解消したし、はりきって2学期を迎えたはいいけど…

学年の折り返し地点となる2学期ってどんな時期?

2学期は1年で一番、学校行事が多い時期です。夏休み明けの実カテストから始まり、文化祭、遍動会や修学旅行、部活では新人戦、中間テストに期末テストと盛りだくさんです。勉強も夏休み前と比べて格段に難しくなってきます。1学期は余裕だった子も2学期になると急激にテストの点数が下がってしまうということがよくあります。この時期に一旦つまずいてしまうとなかなか取り戻せません。
1・2年生でのつまずきが受験に大きく影響することになりかねませんので、そうならないためにも2学期の過ごし方が大事になってきます!
下に2学期がどんな時期かを学年別にまとめましたので、これから順に見ていきましょう。

中1の2学期は・・・
生活に慣れてやる気低下、でも勉強は難しくなる時期

学校や部活、新しい友達にも慣れて、余裕が出てきて楽しくなる頃ですね。部活でも3年生が引退をし、試合に出るチャンスも増えてきて練習がハードになってきます。この時期は友達とのトラブルも少しすつ増えてくる頃でもあります。体の変化や心の変化も大きく、いわゆる思春期と呼ばれる時期になり親への反発心も芽生えてきて親子の関係に悩むお母さんも増えてきます。 勉強面でも入学当初ははりきっていたものの、時間が経つにつれてやる気が薄れてくるのが2学期です。中学1年生の勉強は、夏休み前までは小学校からの移行期間にあたり授業のスピードもゆっくりでテスト範囲も少ないため、1学期の中間テストは比較的簡単で高得点だった人も多いかと思います。
しかし、夏休みが終わって「1学期は余裕だったけど2学期に入ったら急にできなくなった」という声を聞いたことはありませんか?

学校や部活、新しい友達にも慣れて、余裕が出てきて楽しくなる頃ですね。部活でも3年生が引退をし、試合に出るチャンスも増えてきて練習がハードになってきます。この時期は友達とのトラブルも少しすつ増えてくる頃でもあります。体の変化や心の変化も大きく、いわゆる思春期と呼ばれる時期になり親への反発心も芽生えてきて親子の関係に悩むお母さんも増えてきます。 勉強面でも入学当初ははりきっていたものの、時間が経つにつれてやる気が薄れてくるのが2学期です。中学1年生の勉強は、夏休み前までは小学校からの移行期間にあたり授業のスピードもゆっくりでテスト範囲も少ないため、1学期の中間テストは比較的簡単で高得点だった人も多いかと思います。
しかし、夏休みが終わって「1学期は余裕だったけど2学期に入ったら急にできなくなった」という声を聞いたことはありませんか?

中1の2学期によく見られる現象

  • 勉強が難しくなる
  • 授業のスピードが速くなる
  • 試験範囲が広くなる
中1の2学期によく見られる現象

このように、1学期との違いを肌で感じるようになり成績がガクっと下がって戸惑うお子さん•お母さんがとても多くなります。 実際に中1のお子さんを持つご家庭から寄せられる相談が多い時期が、2学期の中間テスト後の10月なんです。中間テストの結果にショックを受けて相談される方がとても多いです。

中2の2学期は・・・
部活や行事で活躍!一方で勉強は中だるみの時期

中学2年生はよく「中だるみの時期」といわれ、以下のような声をよく聞きます。

  • 「中2になった途端に、ダラダラ勉強するようになった」
  • 「テストの点数が、中2でガクンと落ちた」
  • 「中2になったら反抗期がひどくなって全然言うことをきかなくなった」
部活や行事で活躍!一方で勉強は中だるみの時期の画像

中だるみといわれる要因はいくつかあると思いますが、ます中1の頃と比べて部活が忙しくなります。練習も厳しくなり、 試合やコンクールに出場する機会も増えてきます。当然、中1の頃と比べると体の疲れも精神的な負担も大きくなります。また、反抗期も本格化してきて何かにつけて反発してきたり、 全く言うことを聞かなくなる頃であるとともに、行事も多かったり恋愛で悩んだりと勉強より他のことに気がいきがちの時期でもあります。 そうなると当然必然的に家庭学習への意識が低下してきます。この時期は必要最低限の宿題をなんとかこなすというお子さんが多いのではないでしょうか?
しかし部活や行事で忙しいからといって、わからないところをそのままにしておくわけにはいきません。なぜなら高校受験の問題で一番多く出題されるのが中2の内容だと言われているからです。
受験まではまだ時間があると思っていても、実は中2の時期が受験にとっては非常に大切な時期なのです。

中3の2学期は・・・
受験への焦り+定期テスト+行事でハードな時期

夏休み前までは受験を意識してはいるものの、部活引退まで部活に集中していて受験勉強は夏休みからでいいかなと、気持ち的にはまだ余裕がある時期だったかと思います。
しかし部活を引退したからといって急に受験モードになれるわけもなく、突然できた時間をついダラダラしてしまいがちになり、「中3の夏休みが勝負」「中3の夏休みをどう過こしたかで受験が決まる」とあれだけ言われていたはすの夏休みが気がつけば終わってしまっていた… なんてことになっていて、いよいよ本格的に焦り始めるお子さんが多くみられるのが、中3の2学期なんです。

しかし中3の2学期は受験勉強と定期テストの勉強を並行して進めていかなければいけない上に、文化祭や体育祭などの学校行事では中心的に動かなければいけないのでとてもハー ドな時期ですね。

家庭教師のラック

ここまで読んでもらうと、 同じ2学期でもそれぞれの学年でその意味合いがかなり違うことがわかっていただけると思います。 次のコ ーナーからは、ラックの学習アドハイザーが上記の点を踏まえた2学期オススメの勉強法を学年別に紹介していきます。 ぜひ実践してみてください!

今の勉強のやり方で大丈夫?

学年別2学期にやるべき勉強法

中1の2学期にやるべき勉強法

家庭学習の習慣を身につけること

学校生活に慣れてきたり部活が忙しくなってくるとおろそかになってくるのが、家での勉強です。毎日疲れて宿題をやるだけで精一杯というお子さんも多いのではないでしょうか?本当は「宿題+自主学習」というのが理想ですが、ますは宿題だけでも構いません。中学1年はとにかく毎日10分でもいいから家で勉強するという習慣をつけることが 大切です。
毎日10分でもいいなら、週末にまとめて1時間勉強すればいいのではと思うかもしれませんが、毎日10分でもできない人は週末にまとめてもできないものです。
「今できないことは後からまとめてもできない」と思って少しすつでも頑張りましょう!

解きなおしをしっかりやること

ます実カテストや定期テストのあとは必すテストの解きなおしをしましょう!
悪かったテストは見たくないかもしれませんが、テストは自分が理解していないところに気づく一番のチャンスです。
教科書で間違った単元に戻って確認し、間違えた問題を解きなおしてできるようになること、つまりわからないところを残さないことが一番大切です。その日の宿題やプリントなども、間違った問題はその時に解きなおしをしましょう。
一度やって終わりではなく「解きなおしをしたか・しなかったか」が今後の中2の勉強、そして受験へと大きく影響するので必す解きなおしをしましょう!

このように、1学期との違いを肌で感じるようになり成績がガクっと下がって戸惑うお子さん•お母さんがとても多くなります。 実際に中1のお子さんを持つご家庭から寄せられる相談が多い時期が、2学期の中間テスト後の10月なんです。中間テストの結果にショックを受けて相談される方がとても多いです。

中2の2学期にやるべき勉強法

家庭学習の習慣を身につけること

中1の勉強に比べて格段に難しくなる中2の勉強。そのほとんどは中1の内容に積み上げられていきます。特に数学と英語は積み重ねの科目です。

中2の2学期にやるべき勉強法

数学はこのように知識や解き方が積み重なっていくため、中1の時に理解しきれていないと、そこにより難しくなった内容がドーンと積み重ねられ、わからないことの連鎖になってしまうのです。
英語も中1は簡単な文法やbe動詞や一般動詞といった内容だったのが、中2になるとbe動詞の活用のように中1で習ったことを土台にした新しい文法や構文、そして単語が一気に増えてきます。
数学同様、 中1でのつますきが中2の勉強に大きく影響してくる科目が英語です。
勉強は重要かつ難しくなるのに、 家庭学習時間は減りがちなので、わからない⇒やりたくない⇒さらにわからないという負のループに陥ってしまい「勉強嫌い」が増えてしまいます。

授業内容を定着させよう

その日に習ったことは宿題で出されることが多いです。忙しくて宿題をやるだけで精一杯であればなおのこと、宿題だけは丁寧に取り組むようにしましょう。
宿題をしていてわからないところは教科書を見て確認し、その日のうちに理解するようにしましょう。

中1・中2で勉強した範囲の復習をする

高校入試の問題は中1・中2の内容から80%出るといわれています。中2の2学期は中学校生活の期間としてはまだ半分の時期です。しかし勉強面でみると、中2の2学期ですでに入試に出る範囲の、 実に60%以上を学習したことになるんです!
つまり、今の時点でわからないところを把握してなくしていくことが、実は一番の受験対策であり、成績アップへのチャンスなのです。

中3の2学期にやるべき勉強法

目標となる志望校=ゴールを決めよう

自分が本当に行きたい高校はどこなのか考え、目標を持つことはとても大切です。 「どこでもいい」「親に言われた」などではなく、「自分が本当に行きたい高校」を考えてみることが大事です。
人はゴールが見えないとなかなか頑張れないものです。ゴールはわからないけどとりあえずマラソンを走ってみてと言われてもやる気が起きませんよね。
気になる学校に実際に行ってみることもおすすめです。
「ゴールした後の自分」をよりリアルにイメージできると目の前のことにやる気をもって取り組むことができますよね。

授業内容の定着と受験勉強はどちらも大切

受験勉強に力を入れたい気持ちはわかりますが、学校の定期テストも内申点に影響してくるので手を抜くこともできません。授業内容の定着は授業を真剣に聞き、宿題でしっかりその日のうちに理解するようにしたいですね。
定期テストに向けた勉強も受験勉強の一部であるので焦らず取り組むことが大切です。この時期の受験勉強はやはり復習が大切です。
過去問を解くことも一つの方法です。過去問を解いて、自分はどの教科でどの分野が苦手なのかを把握し、単に過去問で間違えた部分だけ解きなおすのではなく間違えた分野はきちんと理解できていないのかもと分析して弱点を克服することが大切です。
このように中学生の2学期といっても、学年によって
「お子さんの状況」も「勉強すべき内容や方法」も「受験までの時間」も「親御さんの悩み」も異なっています。

中学1年生が中学3年生のやり方をやってみても成績はあがるわけもありません。なぜなら勉強はその時々、その子に合った「やり方」があるからです。
お子さんの性格や成績が一人ひとり違うように、成績アップの方法はそれぞれ違います。その子に合わないやり方で勉強をしても成績があがらないどころか、自信ややる気、時間や費用をどんどん失ってしまうばかりです。

どんなに時間がなくても、疲れていても、お子さんは「やる気」がないわけではありません。
疲れていても時間がなくても部活は頑張れていたりゲームしたりはできるんです。楽しいことや興味があることなら頑張れちゃうんです。

自分から勉強する子に変われます!無料体験申し込み