LUCK直伝!小学校高学年の勉強方法

LUCK直伝!小学校高学年の勉強方法
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生活習慣の大きな変化

小学校高学年になると、思春期が始まり出す頃でお子さんによって変化は様々ですが、親御さんの言うことを聞かなくなってくる子も増えてきます。学校生活でいうと、部活動や委員会など学校活動が本格的に活発になり、勉強の内容も低学年と比べると一気に難しくなってきます。

  • 「低学年までは80点くらい取れていたけど、高学年になった途端いきなり難しくなった。」
  • 「私の時代は小学校では90点や100点が当たり前だったけど、うちの子は…」

小学校高学年のお子さんをお持ちの親御さんからこのようなお声をよく頂きます。しかし、そもそも昔に比べて高学年で学習する範囲は増えており、土曜日の授業がないままなので、普段の授業スピードが早くなってしまっています。

小学5年生の英語の授業で、中学生と同じような教科書を使用することや、小学6年生の算数でもxやyを使い始めることをご存じですか?

今でも小学校のテストは習ってすぐに単元毎で実施してくれるので、テストの平均点は85点くらいになるように作られています。しかし、1年間で進めなければならない単元は決まっているため、わからない子が早い授業スピードについていけずどんどん置いて行かれてしまい、小学生のうちに0〜50点を取る子も少なくない時代です。

小学校低学年の内容をきちんと理解していないと、高学年の勉強は高確率で躓いてしまいます。学校行事や部活動の合間で、自分でしっかり計画を立てて進めなくてはいけないので、早いうちからしっかり対策をしていくことが重要です。

小学校低学年と高学年の勉強は何が違うの?

小学校低学年までの学習内容

低学年までの勉強は、高学年や中学に向けての準備期間と言われています。言い換えれば今後の勉強の「基礎中の基礎」の内容がほとんどで、算数なら足し算や引き算、かけ算、割り算、時計の見方、分数の概念や計算など。国語であればひらがなやカタカナ、音読、作文などの読解力や文章力を養うもので暗記する単純な勉強がほとんどです。

ここで躓いてしまって、わからないまま放置してしまうと、後から一発逆転!急にわかるようになった!なんてことはごく稀です。

小学校高学年からの学習内容

小学校高学年、特に5年生になると内容が今までよりも難しくなってきます。中には勉強を教えている親御さんもいらっしゃるかと思いますが、お子さんが5年生くらいから教えられなくなった、という親御さんも多いのではないでしょうか。

実際に算数なら割合の問題やx、yを使った計算、国語なら小説・評論文や古典、社会なら歴史や地理、理科では暗記だけではなく計算が必要な単元も入ってきます。小学校高学年から始まる英語に関しては、小学生のうちで600〜700単語を学習し、もちろん簡単な英文法の学習も始まります。昔は中学2年生くらいで学習する内容が、小学校高学年で習うことになったという単元もあるため、いかに小学校高学年の学習内容が難しくなっているかがわかると思います。特に以下のような点にも注意が必要です。

高学年で伸びなくなってしまった子の特徴

計算の反復練習や暗記中心の学習だけをしている

低学年のうちは、複雑な思考で考えなくてはいけない問題は少なく、例えば公文のような、反復練習や暗記を繰り返すという学習方法でも良い点数が取れていた子も多いと思います。しかし、高学年からは分数を応用して答えを出すなど、思考力や読解力が問われる問題が増えて来るため、頭で考えて答えを出す、と言う練習ができていないと、ついていけなくなってしまう子が増えているのが現実です。

文章題や抽象的な問題がニガテ

低学年までは「Aさんが買い物へ行き」など、具体的で身近なもので想像しやすい学習内容がほとんどでしたが、高学年になると割合の問題やx、yを使った計算、目に見えない電気や化学など、抽象的な問題が増えて来ます。そのため、具体的なイメージが持てず「興味が出ない」「イメージが湧かず、勉強の仕方がわからない」と悩むお子さんが、低学年に比べて急増しています。

強制的な勉強になってしまいやる気がない

抽象度の増す高学年からの学習はイメージが湧きづらいので、自ら学びたいと思うことが一番です。知的好奇心が高く、興味を持って学習をしているお子さんは高学年になっても点数が取れている、授業にもついていけているというケースがほとんどです。しかし、勉強を親御さんや塾から強制されていたお子さんは、反抗期も重なり「勉強をやらされている」「親が勝手に決めた塾だからやりたくない」と言い出す子が増え、学校の勉強内容にも興味を持てないお子さんが増えています。

高学年からの勉強方法

作業的・受動的な勉強から自主的な勉強へ!

漢字の単純暗記や計算ドリル中心の学習は、書くこと、やること、終わらせることが目的な作業で終わってしまう場合が多いです。しかし、高学年からは、抽象的な問題が増え、思考力や読解力が重要になってきます。この問題のポイントはどこにあるか、どんな手順で解けばいいか、といった、思考力を使ったアプローチが必要になります。そのためには、本を読んで文章力を養ったり、頭の体操(ナンプレ、クロスワードパズルなど)のような問題など、様々なことに主体的に取り組むことが大事になってきます。

親御さんや兄弟姉妹と一緒に取り組んで競争をしたり、一緒にサポートして答えを導き出したり、「一筋縄ではいかないけど解けると楽しい」という感情になると、知的好奇心も増え、勉強に対する嫌悪感が薄れてきます。学びへの興味や知的好奇心が多いお子さんは、学校の教科書以外に、様々な学習体験をしていることが多いです。子供用の新聞を読むこともそうですが、博物館や美術館に行く、旅行前にガイドブックで行きたいところをインプットし、ワクワクしながら向かうなど、「単純な勉強」ではない学びの体験をすることで、「わからないことがわかると楽しい!」「もっと知りたい!」と言うように、自主的に学習体験が増えていきます。

また「高学年になったから一気に勉強時間を増やしたい」と思う親御さんもいらっしゃいますが、大人でも毎日15分の勉強習慣をつけようと思うと簡単にはいきません。まだ10歳そこそこのお子さんに無理やり勉強時間を増やしても、勉強が嫌いになってしまい逆効果です。だからといって、全く勉強せず、ゲームばかりでは親御さんのご心配も多いと思います。そのため、メリハリをつけることは非常に大切です。特に体を動かす遊びだと頭がリセットされ、勉強への切り替えもうまくいきます。ゲームは宿題が終わってからなどの「人参ぶら下げ方式」も有効ですが、「宿題がゲーム前の過酷なもの」という認識になってしまうことは避けたいので、声がけの仕方も重要になってきます。

たくさん褒めることが重要!

高学年といってもまだ小学生なことには変わりありません。結局一番大切なのは、「僕は勉強得意なんだ!」という自信と「勉強って楽しい!」という体験を積み重ねることです。勉強を楽しむというのは難しいかもしれませんが、親御さんがたくさん褒めてあげれば、自信を持って勉強してもらうことは難しくありません。

東大に行く人やプロ野球選手が4〜6月生まれが多いと言われていることをご存じでしょうか?他の子達より脳と体の発達が早く、幼稚園時代から沢山褒められ、「他の子よりできる!」と自信をもって取り組んだ結果、能力以上のポテンシャルが発揮されていると考えられています。

しかし、「親子だと今更褒めづらい」「親子で勉強だと、感情が入ってケンカになってしまう」というお声もよく聞きます。そんな時は私たち家庭教師のLUCKにぜひお任せください!塾では学校の予習を中心に進んでいくので、先の勉強をできている自信は付きますが、学校の勉強を理解できていない子だと塾では置いて行かれてしまいます。

家庭教師なら1:1で相性の合うお兄さんやお姉さんのような先生から、お子さんの躓いてしまっているところから教えてもらうことができ、もし相性が合わなければ何度でも先生の交代が可能です!褒め上手な先生や教え方の上手な学生からベテランの先生がたくさんいらっしゃいます。

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