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新学期への臨み方GoodLuck大作戦‼️


こんにちは、家庭教師のLUCKです!



夏休みが終わり、いよいよ2学期が始まりますね。
長い休みの後は「朝起きるのがつらい」「学校に行くのが気が重い」と感じる子が増える時期です。
実際、全国的にも「9月は不登校がとても増える時期」と言われています。



理由ははっきりしています。
夏休みの間に崩れた生活リズムをそのまま引きずったり、行事が多くて学校生活が忙しくなったりすることで、勉強に遅れやストレスが積み重なりやすいからです。
お子さんが少しでも前向きに新学期をスタートできるように、この時期に注意すべき点と取り組み方を整理してみましょう。
【2学期はなぜつまずきやすいのか?】
- 行事が多い
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運動会、文化祭、修学旅行など、学校の一大イベントが集中するのが2学期です。楽しい反面、準備や練習で時間を取られ、宿題や復習に手が回らなくなる子も少なくありません。
- 生活リズムの乱れ
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夏休み中に夜型になっていた子が、急に朝型の生活に戻すことは簡単ではありません。寝不足のまま学校に行くと集中力が続かず、勉強がわからなくなる → 自信を失う → 学校が嫌になる、という悪循環に陥りがちです。
- 学習内容が難しくなる
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特に算数・数学と英語は、2学期から一気に内容がレベルアップします。小学校高学年の算数では分数や割合、中学生の数学では一次方程式や関数、中学英語では文法が複雑になり、つまずきが表面化する時期です。
【子どもに出やすいサイン】





勉強や生活にストレスを感じている子は、次のようなサインを出すことがあります。
- 「頭が痛い」「お腹が痛い」と学校前に体調不良を訴える
- イライラしやすくなる、無口になる
- 宿題やテスト勉強をやりたがらない
- 登校の準備にやけに時間がかかる



こうしたサインは、単なるわがままではなく「助けてほしい」という心のSOSのことが多いですよね。
【新学期を乗り切るための工夫】


まずは早寝早起きを最優先にしましょう。夜型のままでは学校生活に適応できず、2学期早々からつまずいてしまいます。朝7時までに起き、夜は23時までに寝ることを習慣化するだけでも集中力はぐっと上がります。
いきなり「テストで点を取ろう」と思うとハードルが高くなります。まずは「宿題を期限通りに提出する」「昨日の復習を10分だけやる」といった達成しやすい目標から始めると、自信が回復していきます。
行事がある週は勉強時間が減って当たり前です。そこで「今日は10分でここまでやる」と区切りを決めて取り組ませることが大切です。短時間でも“毎日机に向かう”習慣を切らさないことが、学習の安定につながります。
勉強が苦手な子ほど「嫌いな教科は後回し」ではなく「好きな教科からやって勢いをつける」方が続きやすいです。まずは得意科目で達成感を得て、気持ちを乗せていきましょう。
【親御さんや周りのサポートで差がつく】


新学期は子どもにとって大きなストレスの季節です。親御さんが「大丈夫?」と声をかけるだけでも安心感は違います。大切なのは責めるのではなく、「一緒にやってみよう」「少しずつでいいよ」と支える姿勢です。
また、朝の準備や就寝時刻を一緒に管理するなど、生活の枠組みを整える手助けをすると、子どもが安心して学校生活に戻れます。
年頃で、そういった管理が難しい場合は、他者にお願いするのが良いかもしれません。
【まとめ】
2学期は行事が多く、学習内容も難しくなるため、勉強が苦手な子にとっては大きな壁となる学期です。ここで生活リズムや勉強習慣を整えられるかどうかが、その後の学校生活を大きく左右します。
「まだ始まったばかりだから大丈夫」ではなく、「今のうちに準備を整えれば後が楽になる」と考えて、親子で無理のない工夫を取り入れてみてください。



小さな積み重ねが、子どもにとっての安心と自信につながります。