LUCK直伝!小学校低学年の勉強方法

LUCK直伝!小学校低学年の勉強方法
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小学校の勉強時間

小学校に入学する前に習い事をしているお子さんも増えてきましたが、それでも本格的に勉強というものに触れるのは小学校に入学してからです。では、時間にしてどれくらい今の小学校では勉強をしているのでしょうか。東京大学社会科学研究所とベネッセ教育研究所が実施した「子どもの生活と学びに関する親子調査」(2022年)によると、低学年、高学年別の勉強の平均時間は次の通りです

  • 小1〜3:48分
  • 小4〜6:78分

小学校の授業時間は多くの学校で1コマ45分なので、低学年でも学校の授業以外に1コマの時間と同じくらい勉強に時間を使っているという結果になっています。昔に比べてだいぶ長く勉強しなければいけないという印象の親御様も少なくないと思います。高学年になると1時間以上になるため、余計に長く感じられるかもしれません。

これには理由があり、昔と違って高学年になると英語を教科書で学習したり、算数ではすでにxやyを使った問題が出てきたりします。以前までのゆとり教育において、中学2年生で習っていた内容も今では小学校で学習するようになりました。地域によっては、小学校の段階からテスト週間を経て定期テストを実施する中学校のようなシステムを導入している学校もあります。

学年が上がれば上がるほど学習する単元が難しくなり、宿題に使う時間も増え、さらには早い授業スピードについていくために予習や復習も大事になります。よほど勉強が好きでない限り、低学年のうちから48分という1時間に満たない時間でさえ、自分で机に向かって勉強する、という想像ができない親御さんも多いと思います。

だからこそ、早い段階から、小学校低学年の頃から「勉強って楽しい」「こういうことを学びたい」など、勉強に興味を持ってもらえるような工夫が必要になってきます。

低学年の勉強が苦手な子の特徴

小学校低学年の勉強が嫌いな子の特徴は非常にシンプルなことが多いです。しかし、それがわからず、無理に勉強させてしまい更に嫌いになってしまった、なんてこともよく聞きます。まずはどんなことに気をつけなければいけないかを理解することが重要です。

勉強に対して自信がない

「わからない」「こんな問題もできなかった」「僕は勉強が苦手なんだ…」など、勉強に対してマイナスなイメージを持っていると勉強に対しての自信がなくなっていきます。小学校低学年の頃から勉強が嫌いなお子さんは、勉強に対して自信がない子が多いです。自信がないから宿題にも積極的に取り組むことができず、授業についていけなくなり、わからないところがさらに増え、そのままにしてしまうとさらにそれが積み重なっていき…という負の連鎖に陥ってしまうことも多いです。

怒られるイメージがついてしまっている

勉強が苦手なお子さんからすると、勉強に関連することには怒られる要素ばかりで、どんどん勉強が嫌いになってしまいます。自信がない、わからないから、宿題にも時間がかかってしまい、集中力が切れてしまいテレビやゲームなどの誘惑に抗えず、「早く宿題やりなさい!」「なんでこんなものもわからないの!」と怒られてしまうなど、勉強に関連することは「怒られる」というイメージが定着してしまっています。そうなると、自然と勉強を避けるようになり、自信がないまま、やりたくないものというイメージが、今後の学校生活でも足を引っ張ってしまうことになりかねません。

低学年からの勉強方法

楽しいと思える環境と褒めること!

低学年のお子さんにとっては、いきなりどの科目をどのようにやるかなどの具体的な勉強法ではなく、まずは自信をつけるためにはポジティブな学習環境が必要です。お子様のペースに合わせて、一つ一つの課題を小さなステップに分解し、少しずつでも成功体験を積み重ねることで自信が育ちます。もちろん、親御さんや家庭教師のサポートは必要で、そのサポートをする際、答えを教えるのではなく過程から導くことも重要です。算数の問題を解く際に、問題を見て「どんな計算をすればいいかな?」と考えさせ、少しずつ答えに近づく喜びを経験することが重要で、お子さんの学習プロセスを段階的に分けてあげることで自信へと繋げていくことができると考えています。そのため、まずは「勉強って楽しい」と思えるような環境を整備することが、低学年だけではなく、これからの勉強に対してのイメージを決めるといっても過言ではありません。

また、学習内容を日々の生活や興味に結びつけることも有用で、例えば、算数の問題を日常の買い物やアニメ、YouTubeの動画に関連付けたり、お子さんの関心があるもの、興味を引く本を選ばせて積極的に読書させたりすることで、勉強への抵抗感を軽減させることができます。

まずはコミュニケーションを大切にし、お子さんの意見や感情に耳を傾けることが大切です。お子さんが自分の考えや感じたことを素直に話せるような関係性を築くことで、お子さんの学習意欲を高めることができます。そして、間違えても「あ、惜しいね〜よくできてる!この後ママとやってみよ!」など、ポジティブな声掛けもとても大事になってきます。失敗や間違いを恐れずに学ぶ姿勢を尊重し、失敗を前向きな学びの機会として捉え、一緒に考えることで、お子さんが「失敗したから怒られる」ではなく、「次はどうすればいいかを積極的に考える」という成長の段階を踏んでくれると考えています。

低学年から勉強の基礎は始まる

まだ幼い小学校低学年の勉強は、「効率の良いやり方」ではなくお子さんにとっていかに「楽しい体験であるか」が重要です。楽しいと思ってもらえれば、自信を持ち、好奇心が刺激され、さらなる成長を促すことができます。それには周囲の環境やサポートは必要不可欠です。なぜならまだ全てのことを一人で、計画を立て、それ通りに遂行することは難しいからです。

また、時にはどうしても勉強への苦手意識がついてしまったり、親子間でケンカになってしまったりすることもあると思います。そんな時は私たち家庭教師のLUCKにお任せください!親御さんは日々家事や他のお子さんのお世話で手が放せなかったり、声掛けが上手くいかなかったりすることもあると思います。「今教えたのになんでわからないの!」など、どうしても感情が入ってしまうというお声を私たちはよく聞きます。私たちはお子さんの性格や特徴をしっかり捉えた上でそれぞれの学習段階に合わせて、学習のプロセスを楽しく、自信を持てるような指導をサポートしています。

家庭教師は塾と違い、1:1の指導を通じてお子さんの学習だけでなく、自信が出る声掛けや学校での出来事を聞く、趣味の話や勉強以外の話でも良き相談相手となれるようにトータルサポートしています。これにより、お子さんの理解度や進捗状況に合わせて授業を調整し、さらに楽しく、お子さんそれぞれに最適な学習環境を提供することができます。

私たち家庭教師のLUCKはまずは親御さんやお子さんが「家庭教師ってどうなんだろう?」というご不安やご心配にお答えするため、「無料体験レッスン」を実施中です!実際の家庭教師の先生が来た時にどうやって進めてくれるのか、システムや料金などについても同時にご案内していますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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