LUCK直伝!中学3年生の勉強方法

LUCK直伝!中学3年生の勉強方法
目次

いよいよ受験生!変化も大きい

中学校3年生になると、学習内容がより専門的になり、受験に向けた難易度の高い問題も増えてきます。中学1・2年生では主に基礎的な内容を学びますが、中学3年生では1・2年生で学んだ内容を応用した複雑な内容になります。

重要な数学英語だけでなく、理科や社会などの暗記と思われている教科でも、計算力や応用力が求められるようになります。

例えば、理科は運動とエネルギーがもたらす関係についてや化学反応の用語などを学ぶだけではなく、計算も必要な単元が増えてきます。

そのため、新しい学習内容についていくためには、日々の授業に対する予習復習・前の学年の戻り学習や積み重ねが欠かせなくなって来ます。

そして、中学校3年生になると高校受験が迫ってきます。テストの点数や内申点が、受験結果に直結する重要な時期です。また入試問題は中学1・ 2年生の内容から8割前後出題されると言われています。戻り学習だけで教科書は合計すると2500ページもあるため、授業以外にも模試や受験勉強への計画立てが重要です。手当たり次第に作業型の暗記や計算、基礎だけを勉強していても、受験では通用しないことがほとんどです。

おまけにお子さんは多感な思春期の時期なため、受験へのプレッシャーや不安を必要以上に強く感じるお子さんがとても多いです。 親御さんや塾・家庭教師などの習い事でサポートを受けながら目標を明確にして進んでいきましょう。

このように中学3年生になると普段の授業もより難しくなり、大事な受験というものが目前まで迫ってきているため、中学1・2年生の頃より、自己管理や時間の使い方がとても大事になります。勉強だけではなく、夏まで続く部活動や、秋まで続く課外活動、卒業への準備イベントなど、学校行事も増えます。そのため、効率的な時間の使い方や、やるべき優先順位を明確にしていく必要があります。

また、睡眠や食事などの健康管理も意識する必要があります。体調を崩してしまってはせっかく立てた計画も、思い通りに進まなくなってしまいます。

しかし、中学3年生と言ってもまだ10代半ば。

受験へのプレッシャーを感じながら自分の力だけで計画を立て、正しい勉強方法を見つけることは難しいですよね。

では実際に、どのように自己管理すれば効率が良いのか。詳しく見ていきます。

受験生は目標や計画立てが最重要

中学3年生の短いようでとても長い1年間をどのように勉強をすれば気持ちを切らさずにできるのでしょうか。

目標の立て方

中学3年生にとって、勉強は単に良い点数をとるためではありません。高校選びなど、ご自身の将来に直結する重要なものです。「◯◯高校に合格したい」など、目標を持って勉強することが重要で、目標がないまま勉強を続けようと思っても、なかなか続きません。

そもそも目標を見つけ、嫌いな勉強を継続していくというのは、ハードルが高いと感じるお子さんがほとんどだと思います。まずは学校見学に行ったり、実際に先輩の話を聞いてみたりして、実際に「この学校に行ってみたい」というワクワクする体験をしてみてください。高校生活は中学生活に比べ困難な事も多いですが、同時に中学に比べて自由度が上がり、格段に楽しいというお子さんがほとんどです。

実際に志望校に合格するためには、自己分析や計画的なスケジュール、自分に合った勉強方法が必要不可欠になります。

目標が決まったら…

以下のようなことに気をつけながら、目標に向かって継続していきましょう。

計画的なアプローチ

自分が立てた目標を達成するためには、継続的な努力と計画的な行動が必要で、多くのお子さんが「勉強方法がわからない!」と言いますが、そもそも勉強をまずは始めてみないことには絶対に自分に合った勉強方法はわかりません。

野球をしたことがないのに野球が効率的に上手くなる方法は見つからないことと同じで、とにかく早めに準備し、いかに素早く自分に合った方法を見つけられるかが鍵になります。

時間管理能力をつける

自分の時間を効率的に使い、勉強と休憩のバランスを取ることができるように、スケジュールの立て方も工夫する必要があります。休憩なしで2時間も3時間も連続して集中することは大人でも難しいので、まずは短い時間の単位で区切って進めていく必要があります。例えば、30分勉強して5分休憩というサイクルを3回繰り返すなどです。ここで注意が必要なことは、うっかり5分の休憩中に動画を見すぎて1時間経っていた、なんて事はないようにしましょう。必ずタイマーを用意し、勉強の休憩時間は極力スマホを触らないようにしましょう。自分だけだと難しいという場合は、親御さんや塾・家庭教師にサポートを求めてください。

継続すること!

途中で挫折しないように、長期目標の中に中期、短期目標も立てるようにしましょう。中期、短期目標を細かく設定することで、目標に向かって何が足りないか、1ヶ月前の自分と比較して何が変わったかなど、どれだけ成長しているかが見えてきます。

短期目標を細かく立てることで、達成できた!という勉強への成功体験を作ることができ、「やればできるんだ!」というモチベーションにもつながります。

成長の実感でモチベーションを上げる

このように目標に向かって勉強を進めていく中で、お子さん自身が成長を実感するタイミングは大いにあります。中学3年生になると中学1・2年生までの内容をさらに発展させ、受験問題に向けて応用力が求められます。しかし、前の学年の基礎が抜けているお子さんには、普段の授業の予習復習、戻り学習、受験勉強など、とても大変な道のりです。自信を持ちながら進めることができないと、中学3年生という1年間の長い期間は途中で挫折してしまいます。

親御さんや塾・家庭教師などからのサポートで、改めて目標や現在の立ち位置に戻り、短期目標をコツコツ積み重ねていくことが、より勉強に対する自信につながっていきます。そのためにも、目に見える形で目標を立てておくのはとても大切です。部屋の一番見えるところに目標をおき、いつでも見返せるようにしておきましょう。

​​​​​中学3年生の勉強方法は?

中学3年生は日々の授業の予習復習はもちろん、先述通り入試問題には中学1・2年生の内容が8割近く出題されるため、戻り学習も忘れてはいけません。それら全てを網羅することは難しいので、ここではいくつかの気を付けるべきポイントに絞って紹介します。

夏休み前

基礎を固めよう!

夏休み前は、学校イベントや部活も最後の大会前でかなり忙しく、受験勉強にあてられる時間が少ないというお子さんが多いと思います。しかし、まずは毎日やる習慣をつけ、少ない時間での勉強だからこそ、効率よく進められる勉強方法を意識してみてください。

勝負の夏休みに入る前に、高校入試の問題を解くうえで基礎となる力を鍛えていきます。英語なら長文読解が難しいと感じれば、単語量や熟語、基礎の文法力を伸ばす。数学ならどんな問題でも使う計算問題や各公式を使い分けられるようにしておくなど、応用の文章題を解く上での基礎の習得に時間を使いましょう。

また、教科書や資料集を1から読み直すこともおすすめです。基本的に難関私立でない限り、高校入試問題は教科書からしか出題されません。色々な参考書や過去問を解く上での基礎が教科書にしっかりまとめられているため、ただ読むのではなく、しっかり内容を理解するように意識しながら進めましょう。

夏休み中

弱点克服・基礎定着のチャンス!

中学3年生の夏休みはほとんどのお子さんが部活を引退し、中学1・2年生の時より時間をたっぷり使えると思います。勉強時間がたくさんとれる夏休みに弱点克服、基礎学力の完全定着、中学1・2年生の総復習の3つを進めるようにしましょう。

総復習と弱点の克服は、1人で行うと時間がかかります。自己分析や細かい短期目標をしっかり見直した上で、磨いた基礎力を定着させることができれば、入試問題にも太刀打ちできる学力が備わります。特に、夏休み明けの秋以降は各志望校に合わせた受験対策がメインになってくるので、部活がなくなり時間があるからといって遊びに注いでは太刀打ちできません。

英語の勉強方法

毎日少しずつでも英語に触れる!

英語の勉強は日々の積み重ねが重要です。毎日少しずつでも英語に触れる習慣を身につけることが重要です。例えば勉強以外でも、音声教材やYouTubeの動画を活用してリスニング力を養ったり、英語のニュース記事を読んでリーディング力を高めたりすることも効果的です。また、単語帳やアプリを使って単語力を増やすことや、基本的な文法を理解することも大切です。英語は学年ごとの積み重ねの教科で、前の単元が理解できていないと現在の単元は理解できません。中学1・2年生の復習も忘れずに行いましょう。過去の授業内容やテストの問題集を振り返り、しっかりと基礎を固めることが必要です。

数学の勉強方法

基礎をしっかり抑える!

数学でも重要になるのは基本的な概念の理解です。まずは教科書の基本をしっかり押さえ、例題や解き方を見直すことで理解を深めましょう。また、受験に必要な数学は応用力も求められるため、日常生活や実生活での問題を数学的に解いてみる習慣をつけると良いでしょう。中学1・2年生の復習では、基礎的な計算や公式、図形などを中心に振り返り、基本をしっかりと身につけることがポイントです。

国語の勉強方法

幅広い文章にまずは触れること!

受験で出題される国語は学校のテストと違い、教科書には載っていない初めて見る文章が出題されます。言葉の理解、読解力、表現力の向上が重要です。新しい文章に触れるためには毎日の読書が効果的で、新聞があれば新聞でもいいですし、図書館に行って借りてくるのもいいと思います。紙の本に抵抗がある人は小説やエッセイをスマホからでも良いので、幅広いジャンルの文章を読むことで語彙力や読解力、文章の構造を理解する力が身につきます。

また、それらの文章から簡単でも良いので、作文や感想文を書くことで自分の考えをまとめる力や表現力を身につけることができます。

古典を解くためには、古典単語を覚える必要があるため、国語でも中学1・2年生の教科書を見直すことは忘れないでください。

計画立てが難しい時は…

中学1・2年生の復習は、3年生の問題を解くに当たっての基礎固めに加え、受験勉強にも直結します。前の学年のものだからと油断せず、内申点ばかりを意識せず、しっかり教科書も見直すようにしてください。しかし、中学3年生の1年間という時間は限られており、最初にお伝えしたように目標を持ち、時間を効率的に使うために計画を立てて勉強を進めることが重要になります。

私たち家庭教師のLUCKでは「予習復習の計画表」というものを、家庭教師の先生からお子さんに必ず指導後にお渡しするようにしています。これは、家庭教師の先生が来ない日にどのように勉強すれば良いか、何を勉強すれば良いか、どのくらいやればいいのかを書いた計画表です。なかなか1人で勉強の計画を立てることが難しいお子さんでも、普段勉強を教えてもらっている家庭教師の先生と一緒に計画を立てることで、無理のない、実践しやすい計画になると考えています。

私たち家庭教師のLUCKはまずは親御さんやお子さんが「家庭教師ってどうなんだろう?」というご不安やご心配にお答えするため、「無料体験レッスン」を実施中です!実際の家庭教師の先生が来た時にどうやって進めてくれるのか、システムや料金などについても同時にご案内していますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次