LUCK直伝!中学1年生の勉強方法

LUCK直伝!中学1年生の勉強方法
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生活リズムの大きな変化

小学校から中学校に上がるタイミングは思春期でもあり、お子さんが心身ともに大きく変化するとても大事な時期です。

新たな中学生活への期待で胸がいっぱいな反面、小学校から中学校に上がると今まで仲が良かった友達と距離が離れてしまったり、新たな環境で部活が始まったり、小学校とは違い教科毎に先生が代わったりなど、学校生活だけではなく普段の生活の環境も大きく変化します。

さらに、学習内容は小学校の頃のような基礎的な内容から、基礎を踏まえた上での応用された単元が増えてきます。

そのため、

  • 「小学生の頃は成績がよかったのに、、、」
  • 「中学生になって思ったように点数が取れなくなった、、、」
  • 「中学生なってから勉強をしなくなった、、、」

というようなお声を中学生のお子さんをお持ちの親御さんからよく頂きます。

そもそも小学校で行うテストは単元毎のテストとなっており、普段の授業でその単元を学習してすぐ行うことや問題も比較的簡単で高得点が取りやすい内容になっています。

そのため、いわゆる中1ギャップが生じると言われています。

小学校の内容をきちんと理解していないと高い確率で中学の勉強は躓いてしまいます。。。

小学校と中学校の勉強は何が違うの?

学習内容がより専門的になる

そもそも小学校では算数ですが、中学校からは数学を習うことになります。算数は実用的な普段から行うような計算で正確な答えを導き出すことが目的ですが、数学は「なぜそうなるのか」を数字や記号を用いて説明することが目的になります。

例えば、算数は個数や距離を計算するなど具体的な場面が想定されていて、計算や算数の力を使って答えを導き出すといった内容ですが、数学は、証明問題など、答えよりも数学の世界のルールを知り、それを用いてルール通りに進んで答えにたどり着く過程を重視する内容になっています。

他にも数学で言えば方程式や比例・反比例など決まった法則を覚えた上で問題を解いていかなければいけません。また、英語で言えば文法や英単語、熟語など、国語や理科、社会などで言えば、覚える事柄の量が小学校の時と比べものになりません。

例えば、社会の歴史が良い例ですが、小学校と中学校で習う時代はほとんど変わりませんが中学校の歴史は時代をより深掘りし、人名や出来事以外でも文化や書物の名前、焼き物の焼き方なども覚えなければいけません。

テスト前日に復習しても比較的点数が取れる小学校と比べて、中学校では予習や復習を毎日積み重ね、定着させなければテストで高得点を取るのは非常に難しくなります。

授業のスピードが速くなる

小学校の6年制とは違い、中学校・高校はほとんどが3年制という違いがあり、この期間で学習しなければいけない内容は決まっているため、教科担任は1年間の計画を立てて単元を進めていきます。もちろん、小学校でもそれは同様ですが、エスカレーター式の中学校でなければ目指すゴールが高校受験であるため、間違っても入試までに単元を終わらすことができなかったということはあってはならないことです。むしろ、余裕を持って終わらすことで生徒たちを受験勉強に集中させたいと先生たちは考えています。

また、1コマの授業時間は小学校が45分で中学校が50分ではあるものの、年間の授業時間数は小学校高学年と中学生は1015時間と差があまりないのが現状で、それなのにも関わらず、①でお伝えした通り、内容が専門的かつ難易度が上がるため授業についていけなくなるお子さんが増えてしまうのです。

授業態度や提出物が小学生の時より重要視される

小学校の時も当然、提出しなければならない課題はありましたが、中学校になると提出物への評価はよりシビアになります。

小学校から中学校に上がる時は中学受験をしなければ学区内の中学校に自動的に上がることができます。しかし、高校は自分が希望する高校を選び、受験、進学します。

学力検査を行い、その点数で合否の大部分は決まりますが中学校3年間をどのように過ごしてきたかという内申点も評価基準になってきます。

授業態度や提出物をおろそかにしてしまうと、内申点を下げることになってしまい、高校受験にも大きく影響してしまうことを覚えておきましょう。

中学1年生に最適な勉強方法は?

ズバリ!習慣と体力を付けることです!

「勉強方法じゃないじゃん、、、」と思う方も当然いらっしゃると思います。

最適な勉強方法というのは、効率が良い方法や悪い方法、さらには勉強する時間帯によって適している教科、適していない教科など、世の中に非常に多くの情報があります。

自分なりの勉強方法を見つけるには、世に知られている情報をとにかくたくさん試して自分に合った勉強方法を探し、知識と経験にすることです。しかしながら、これには相当な時間が必要になります。

ただ、中学1年生の時期で一番困難なことはこの時間を確保することなのです。

上記でもお伝えしたように生活リズムの変化によって、子どもたちの心身の疲労は小学生の時と比べて非常に大きくなります。大抵のお子さんが部活から帰ってくれば、お風呂に入り、夕飯を食べると睡魔に襲われます。環境の変化にまだ体力が追いついてきていないからです。また、夕飯後に友達とオンラインでゲームをしたり、電話やSNSで会話をするといった交感神経を刺激し続けるお子さんもいるでしょうが、その後にいざ勉強をしようと思っても電池切れを起こしてしまうことが多いです。

そのため、中学1年生、特に前半時期でできる限り規則正しい生活をして、食事と睡眠をしっかり取ることで中学生らしい体力を付けることが重要です。

それでも夜に勉強をする習慣を付けることが難しい場合は、早起きをして朝に勉強する習慣を付けることをオススメします。必ずしも夜に勉強をしなければいけないということはありません。中学2年生、3年生のように勉強時間を増やさなければいけない学年ともなると夜に勉強する時間は確保しなければなりませんが、中学1年生のうちはとにかく朝か夜どちらでも構わないので勉強時間を確保し、習慣を付けることに努めましょう!

そして、いきなり2時間、3時間といった長時間勉強をするというのは習慣がないお子さんにとっては大変だと思うので、まずは1日1日短い時間からでも良いので、勉強をする習慣をつけることが重要です。中学生の早い時期から勉強の習慣がついているお子さんは、それだけ自分にあったやり方を模索する時間が取れているということなので、テスト前や学年が上がってからも慌てることなく、提出物はもちろん、予習などにも時間を割くことができ、学校の授業についていきやすいと私たちは考えています。

計画を立てるためのサポート!

しかし、1日1日の学習計画をお子さんが一人で立てることは簡単ではありません。なぜなら、現在の学習状況や部活や他の習い事の兼ね合いで、1日どれくらいの量や時間なら適切かということを正確に判断しなければ、無理な計画を立ててしまい、習慣をつけることができなかった、三日坊主で終わってしまったとなってしまう可能性があるからです。

私たち家庭教師のLUCKでは、担当になる家庭教師の先生に「予習復習の計画表」というものを必ず毎回生徒さんにお渡しするようにお願いしています。普段のお子さんの学習状況や進捗を把握している家庭教師の先生が、一人ひとりにあった計画を立てることで、お子さんの現在の状況に合わせて、無理なく勉強の習慣をつけるためのサポートができると考えています。

私たち家庭教師のLUCKはまずは親御さんやお子さんが「家庭教師ってどうなんだろう?」というご不安やご心配にお答えするため、「無料体験レッスン」を実施中です!実際の家庭教師の先生が来た時にどうやって進めてくれるのか、システムや料金などについても同時にご案内していますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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